更新日:2026/03/23とは?要件・実務経験・研修制度をわかりやすく解説.jpg)
サービス管理責任者(通称:サビ管)とは、障害者総合支援法に基づく一定の障害福祉サービス事業所に配置が義務付けられている管理職です。
利用者に提供するサービスの質を確保し、個別支援計画の作成・評価、スタッフへの指導や支援体制のマネジメントを担います。
障害者グループホーム(共同生活援助)をはじめ、多くの障害福祉サービスにおいて必置とされており、事業運営に不可欠な役割を果たす存在です。
サービス管理責任者(サビ管)になるためには、複数のルートが用意されています。
特定の国家資格が必須となるわけではなく、所定の実務経験要件を満たしたうえで指定研修を修了すれば、誰でも取得を目指すことができます。
なお、社会福祉士や精神保健福祉士などの特定の国家資格を保有している場合は、実務経験年数が短縮される仕組みが設けられており、より早くサビ管を取得することが可能です。
サビ管になる為には主に3つのルートがあります。

身体上若しくは精神上の障害があること又は環境上の理由により日常生活を営むのに支障がある者の日常生活の自立に関する相談に応じ、助言、指導その他の支援を行う業務を指します。
具体的には、
障害児相談支援事業/身体障害者相談支援事業/知的障害者相談支援事業/児童相談所/身体障害者更生相談所/精神障害者社会復帰施設/知的障害者更生相談所/福祉に関する事務所 (福祉事務所)/発達障害者支援センター/障害者支援施設/障害児入所施設/老人福祉施設/精神保健福祉センター/救護施設/更生施設/介護老人保健施設/介護医療院/地域包括支援センター/障害者職業センター/障害者就業・生活支援センター/特別支援学校/特定の病院若しくは診療所
などが該当します。
身体上又は精神上の障害があることにより日常生活を営むのに支障がある者につき、入浴、排せつ、食事その他の介護を行い、並びにその者及びその介護者に対して介護に関する指導を行う業務又は日常生活における基本的な動作の指導、知識技能の付与、生活能力の向上のために必要な訓練その他の支援を行い、並びにその訓練等を行う者に対して訓練等に関する指導を行う業務その他職業訓練又は職業教育に係る業務を指します。
具体的には、
障害者支援施設/障害児入所施設/老人福祉施設/介護老人保健施設/介護医療院/病院又は診療所の病室であって療養病床に係るもの/障害福祉サービス事業/障害児通所支援事業/老人居宅介護等事業/病院若しくは診療所又は薬局/訪問看護事業所/子会社(特例子会社)/助成金の支給を受けた事業所/特別支援学校
などが該当します。
直接支援業務における実務経験の例外について
直接支援業務では原則8年間の実務経験が求められますが、以下のいずれかの条件を満たした場合、実務経験期間が5年に短縮されます。
条件は以下の通りです。
(1)社会福祉主事任用資格
(2)介護職員初任者研修修了者
(3)保育士
(4)児童指導員の資格
(5)廃止前の精神障害者社会復帰施設の設備及び運営に関する基準における、精神障害者社会復帰指導員
以下のいずれかの資格を有する者を指します。
医師、歯科医師、薬剤師、保健師、助産師、看護師、准看護師、理学療法士、 作業療法士、社会福祉士、介護福祉士、視能訓練士、義肢装具士、歯科衛生士、 言語聴覚士、あん摩マッサージ指圧師、はり師、きゅう師、柔道整復師、 管理栄養士、栄養士、精神保健福祉士
上記の資格に基づいた相談支援業務または直接支援業務を3年間行うことで実務経験の要件が満たされます。
基礎研修は、各都道府県または都道府県知事が指定する研修機関によって実施されます。
研修内容は、講義および演習で構成され、標準的に26時間程度となっています。
また、基礎研修は「実務経験要件を満たす2年前」から受講が可能となっており、現場で勤務しながら次の段階へ進めるよう制度設計されています。
基礎研修を修了した後は、原則として2年間のOJT(実務)が必要となります。
この期間に、サービス提供プロセスの実践や個別支援計画の作成業務を通じ、サービス管理責任者として求められる実務能力を身につけます。
ただし、以下の要件をすべて満たす場合には、実践研修を受講するためのOJT期間を6か月以上に短縮することが可能です。
【OJTの短縮要件】
(1) サービス管理責任者等基礎研修受講時に、既にサービス管理責任者等の配置に係る実務経験要件(3年~8年)を満たしていること。
(2) 障害福祉サービス事業所等において、個別支援計画作成の業務に従事すること。
(3) 上記業務に従事することについて、指定権者に届出を行うこと。
OJT期間を修了した後は、サービス管理責任者として必要な実務能力をさらに深めるために「実践研修」を受講します。
実践研修では、より実務に近い内容を扱います。
実践研修の標準時間は合計14.5時間とされており、基礎研修とOJTで習得した知識と経験を踏まえ、管理職としての実践的な能力を体系的に強化することを目的としています。
サービス管理責任者には、5年ごとの更新制度があります。
実践研修修了の翌年度を初年度として、以降5年度ごとに更新研修を受講する必要があります。
サービス管理責任者(サビ管)は、一定の実務経験を積み、基礎研修・OJT・実践研修などの研修を修了して初めてなる専門職です。
そのため、サビ管の人材不足は多くの事業所で課題となっています。
サビ管の体制を整備することで、利用者へのサービスの質を安定的に確保し、事業運営の安定化にもつながるでしょう。
障害福祉サービスの指定申請・運営については
【越谷で障害福祉サービス指定申請を支援する『社会福祉士×行政書士なばな事務所』】
をご覧ください。
どんなに些細なことでもお気軽にご相談ください!
初回相談無料にて承っております。
⇩お問い合わせはこちらから⇩