障害者総合支援法における介護給付の全体像をわかりやすく解説。居宅介護・重度訪問介護・同行援護・生活介護・短期入所など主要サービスの内容や対象者、支援の特徴を整理し、実務に役立つ基礎知識を紹介します。

障害者総合支援法の介護給付を解説|全サービスの種類・内容・対象者をわかりやすく整理

更新日:2026/04/08

障害者総合支援法における介護給付の全体像と各サービスの概要

障害者総合支援法に基づく給付事業のうち、「介護給付」は日常生活において常時または断続的に介護を必要とする方を対象に提供されるサービス群です。
居宅での支援から施設での生活支援まで幅広く位置づけられており、利用者の状態や生活環境に応じて柔軟に組み合わせて利用されます。
本記事では、介護給付に含まれる主要サービスを整理し、それぞれの概要を簡潔に解説します。



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介護給付とは何か

介護給付とは、障害のある方が日常生活を営むうえで必要となる身体介護や見守り、生活支援を提供する制度です。
市区町村による障害支援区分の認定を受け、その区分に応じて支給量や利用可能なサービスが決定されます。
特徴として、利用者の状態像に応じて「訪問系」「日中活動系」「居住系」といった複数のサービス類型を組み合わせて利用できる点が挙げられます。





 
 


1.居宅介護(ホームヘルプ)とは

居宅介護は、ヘルパーが自宅を訪問し、食事や入浴、排せつなどの身体介護や、掃除・洗濯などの家事援助、通院時の付き添いを行うサービスです。
地域生活を支える基盤的なサービスとして位置づけられます。


2.重度訪問介護とは

重度訪問介護は、重度の肢体不自由や重度の知的・精神障害により常時介護を要する方に対し、長時間にわたり包括的な支援を行うサービスです。
居宅内の介護に加え、外出時の支援も含まれる点が特徴です。


3.同行援護とは

同行援護は、視覚障害により移動が困難な方を対象に、外出時の移動支援や情報提供を行うサービスです。
安全確保に加え、代読・代筆などの支援も含まれます。


4.行動援護とは

行動援護は、知的障害や精神障害により行動上の支援が必要な方に対し、外出時の危険回避や見守り、行動の安定を図る支援を行うサービスです。
専門的な対応が求められる領域です。


5.療養介護とは

療養介護は、医療と常時介護の双方を必要とする方を対象に、医療機関等において機能訓練や療養上の管理、日常生活の支援を行うサービスです。
医療との一体的提供が特徴です。


6.生活介護とは

生活介護は、主に日中において、入浴や排せつ、食事の介護等を行うとともに、創作活動や生産活動の機会を提供するサービスです。
日中活動の場としての役割を担います。


7.短期入所(ショートステイ)とは

短期入所は、介護者の休息や緊急時の対応として、一定期間施設に宿泊しながら介護や支援を受けるサービスです。
在宅生活の継続を支える重要な仕組みです。


8.重度障害者等包括支援とは

重度障害者等包括支援は、常時介護を要する重度障害者に対し、複数のサービスを包括的に提供する仕組みです。
個別にサービスを組み合わせるのではなく、一体的に支援計画が組まれる点に特徴があります。


9.施設入所支援とは

施設入所支援は、障害者支援施設に入所している方に対し、夜間や休日を中心に入浴・排せつ・食事の介護などを提供するサービスです。



まとめ

介護給付は、訪問系から施設系まで多層的に構成されており、利用者の状態や生活環境に応じた柔軟な支援が可能です。
各サービスの機能と対象を正確に理解することは、適切な支援計画の策定に直結します。
実務においては、単に制度を知るだけでなく、利用者の生活全体を見据えたサービス選択と組み合わせが重要となります。
制度の全体像を把握することが、質の高い相談支援の前提となるでしょう。




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